壁掛けテレビの前準備

壁掛けテレビの事前チェック項目

壁掛けテレビの前準備

「壁掛けテレビにしたいけど、何から始めて良いか分からない!」 そんな方はとりあえず下記の4点をご確認ください。

  • ① テレビの型番
  • ② 壁の種類
  • ③ 取付方法
  • ④ 配線方法

これらについて、あらかじめ回答を用意しておくと、壁掛けテレビの相談がとてもスムーズに進みます。あなた自身もこれらについて調べられることで、壁掛けテレビへの知識がぐっと深まります。それではこの4点についてご説明しましょう。

① テレビの型番

壁掛けテレビでは、テレビに関する情報が必要となります。特にお聞きしたいのはテレビの型番です。(型番さえ分かればメーカー、インチサイズ、さらには重量まで分かります)

既存のテレビを壁掛けにする

今お使いのテレビを壁掛けにする予定でしたら、テレビの背面に貼ってあるシールなどから型番を探してみてください。

メーカー 型番 参考例
SONY

KJ-で始まる

KD-で始まる

KDL-で始まる

例:KJ-65A1

例:KD-65X9200B

SHARP LC-で始まる 例:LC-80XU30
Panasonic TH-で始まる 例:TH-L24C6
TOSHIBA 数字で始まる

例:58Z8X

例:42ZT3

※カトー電器の壁掛け工事はテレビのメーカーを問いません。お使いのテレビの型番が分かりましたら、専用フォームにて型番を入力の上、お問い合わせください。

② 壁の種類

次に壁の種類です。壁には石膏ボード、エコカラット、コンクリート壁などがあります。そのまま取り付けることができるものもあれば、補強が必要になる場合も出てきます。

壁の種類が分からないのでスマホで壁を撮影しカトーデンキに送る写真

壁の種類が分からないときは

「壁の種類なんて分からない!」

確かにその通りです。壁の種類や強度が分からなければ、スマホなどで撮影し、当社に送ってみてください。写真を送ってくだされば、どのような壁なのか、おおよその判断はつけられます。

壁の写真を送ってみる

補強プレートで壁の内側に補強板を取り付けている写真

補強プレートを埋め込む部分補強

従来の壁掛け工事は一旦壁を全面取り壊し、補強し直し、クロスを張替えるという大規模な工事が必要でした。工期も長くコストも数十万円近くかかってしまう悩みがありました。

カトー電器では負荷が集中する箇所を専用プレートで部分的に補強する工法を採用。作業時間も2時間ほどでコストも大幅に抑えれらます。

補強工事をしないと…?

③ 取付方法

テレビの取付方法は大きく分けて4種類。取付方法によって使用する金具も変わります。

薄さを求めるのなら角度固定型がおススメです

角度固定式

壁掛けテレビに薄さを求めるのなら断然オススメ!4種類の中でも人気No1の取り付け工法です。お客様の中には

「角度が変えられなくても大丈夫?」

と思われるかもしれませんが、据え置きのテレビでも角度を変える機会が滅多にないことを考えれば、いたって合理的な取付方法と言えます。

金具+工事費:36,000円~

少し高い位置に取り付けるなら上下可動式が良いでしょう

上下可動式

上下に角度を調節できます。少し高い位置にテレビを取り付け、下から見上げるように視聴するのなら、こちらがオススメ。

取付金具には調節用のネジが付いており、ネジを緩めることで角度が調節できるようになっています。

金具+工事費:38,000円~

上下にも左右にも角度が調節できる取付方法です

上下左右可動式

上下だけでなく左右にも角度調節ができる取付方法です。

「リビングのテレビを隣のキッチンからも見えるようにしたい」

などという方にオススメ。金具の可動域が増えるため、壁からテレビまでの奥行きがかなり必要となります。

金具+工事費:46,000円~

部屋の角にもテレビは壁掛け出来ます

コーナー式

お部屋の角(コーナー)にテレビを設置したい方はコチラ。2つの壁面を足がかりにしてテレビを取り付けます。

4種の中で最も奥行きを必要とします。

金具+工事費:46,000円~

カトー電器商会では、SONY、シャープ、パナソニック、東芝などなど、すべてのメーカで共通に使える汎用(はんよう)金具を推奨しています。汎用金具を使えば、テレビの買い替え時にメーカーに左右される心配もありません。

「いまはシャープだけど、次回はソニーのテレビにしよう」

という時も金具はそのまま使いまわすことができます。
(メーカー純正の金具をご希望される方はお問い合わせの時にその旨お伝えください。)

④ 配線方法

最後は配線方法。最低でも電源ケーブルとアンテナ線。これにレコーダーやゲーム機をつなぐためのHDMIケーブル、ネットワーク環境のためのLANケーブルなどが加わります。これらのケーブル処理をどうするかも考えておきましょう。主な方法は3通り。

  • ① 壁内配線
  • ② 配線カバー方式
  • ③ そのまま
壁内配線のイメージ図

壁内配線(+テレビ裏にコンセントパネル新設)

電源ケーブルやアンテナ線、HDMIケーブルなどの配線類をすべて壁の内側に通します。作業に多少の時間を要しますが、見た目の美しさは断トツです。

さらにカトーデンキでは電気工事士の資格を持つスタッフが、テレビ後ろの壁面にコンセントパネルを新設します。壁掛けテレビで最も選ばれている配線方法です。

壁内配線工事:8,000円 + 専用コンセントパネル新設:4,000円

配線カバー方式のイメージ図

配線カバー

壁の表側に配線を通し、モールと呼ばれる配線カバーで保護します。カバーの色は壁紙に合わせて目立たないものをお選びします。コンセントの位置によっては、テレビの下からではなく、上や横に配線を通すこともあります。

配線カバー処理:900円/メートル

配線は何もしない場合の図

そのまま

電源ケーブルやアンテナ線をそのままテレビ下から引き出します。隠ぺい処理は特に行いません。お客様御自身で配線処理を行いたい場合や、別の工事予定が入っており、そのままにしておいて欲しい場合などにこの方式が選ばれます。

0円

カトーデンキでは見た目の良さを優先すべく「壁内配線+コンセントパネル新設」を推奨していますが、お客様のご要望に合わせて、どの方法でも対応させていただきます。お気軽にご相談・お問い合わせください。

※御自宅の壁の構造上、壁内配線やコンセントの新設が難しい場合もございます。あらかじめ御了承ください。

まとめます

いかがでしたでしょうか?

まとめますと下記のようなチェックシートが出来上がります。これを足掛かりにして壁掛けテレビをスタートしてみてください。驚くほどスムーズに話が伝わるはずです。

テレビの型番
  • 新規 or 既存
  • 型番(          )
壁の種類
  • 石膏ボード
  • エコカラット
  • コンクリート
  • その他(          )
取付方法
  • 角度固定式
  • 上下可動式
  • 上下左右可動式
  • コーナー式
配線方法
  • 壁内配線+コンセントパネル取付け
  • 配線カバー方式
  • そのまま

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