レコーダー機器類を別室に収納?
壁掛けテレビで頭を悩ませるのだブルーレイレコーダーなど録画機器の置き場所です。テレビボードを使い続ける方もいらっしゃれば、ウォールシェルフ(棚)を設置される方もいらっしゃいます。もしご自宅がまだ建築中でしたら、リビングとは別の空間にレコーダー機器を収納することも可能です。今回はそんな施工事例をご紹介いたします。
石川県からお問い合わせ
今回のお客様は石川県白山市のお住まいで、お客様は弊社ホームページの「無料壁掛け診断(建築中)」よりお問い合わせくださいました。マイホーム完成は半年ほど先、可能であればテレビ台は置かずレコーダー機器はテレビ裏の収納スペースに設置されたいとのことでした。おうちが出来上がった後では難しいリクエストですが、建築中ならば何とかかなりそう。そこで担当者がプランを考え、お客様に概算の見積もりをご提案。お見積もり内容にお客様もご納得いただけましたので、「壁の向こう側にレコーダー機器を設置」する計画書(弊社では「壁掛けテレビ事前カルテ」と呼んでいます)を作成、、
「下地補強はここからここまでお願いします。」
「コンセントはこことここに作ってください」
「配線ルートはこの位置でお願いします。」
などの指示を盛り込み、お客様経由でハウスメーカー様にお送りしました。
名古屋から石川県白山市へ
それから数か月。マイホームが完成したとの知らせを受け施工スタッフ2名がお客様宅へ。
お部屋を確認すると、ほぼ事前カルテ通りの壁面が出来上がっていました。まずは位置決め作業。壁の中心にテレビが来るように位置決めし、壁掛け金具を取付。今回下地補強や配線ルート、コンセントパネルなどはハウスメーカ様によって終えられているため、作業はスムーズに進みました。金具は角度固定式タイプをエコカラット壁に設置。テレビ下にはサウンドバーも壁掛けさせていただきました。
壁向こうの収納スペース
レコーダー機器は、計画通り壁向こうの収納スペースに設置。HDMIケーブルは壁内を通ってテレビと接続しています。
「壁向こうでリモコンの電波は届くの?」
と思われるかもしれませんが、今回テレビとレコーダーはソニーで統一されているため。テレビ用のリモコンで壁裏のレコーダーを操作出来るようになっています。これが別メーカーの場合は赤外線の受光端子をテレビと同じ壁面に設置するなどの工夫が必要となります。
テレビ、サウンドバーの壁掛け、そして壁裏への機材設置、すべてが無事に完了し、御覧のようなテレビ周りに何もないスマートな壁掛けテレビが出来上がりました。
各部の写真と解説