下地補強あり・コンセントは無し
今回の施工事例は下地補強が施されたエコカラット壁(グラナスヴィスト)です。マイホーム建築時に壁掛けテレビを見越して下地補強が行われています。しかし壁替えテレビ用のコンセントパネルはありません。このコンセントが用意されていない、というのはなかなか重要で、これにより現場の施工スタッフは任意の場所にコンセントを作ることが出来ます。先にコンセントが出来上がっていると、テレビの位置決めの際、思わぬ障害(「ここは…コンセントパネルと干渉するため取り付けられません。もう少し下なら大丈夫です」)となることがありますので、「下地補強あり+コンセント無し」という壁は自由度が高く、お客様にとっても弊社にとっても、ちょっと嬉しい「やさしい壁」といえます。
三重県四日市からのお問合せ
お客様は四日市市在住で弊社ホームページの「無料壁掛け診断」からお部屋の写真を送ってくださいました。ご希望は75インチテレビの壁掛け。壁面はエコカラット。壁内配線をご希望とのことで、カトー電器としては比較的オーソドックスな案件です。さっそく施工スタッフが写真をもとに壁掛けプランとお見積もりを作成。メールでご連絡し、その日のうちに施工のご予約をいただきました。(ありがとうございます)
エコカラットにコンセントを作る壁掛け工事
施工当日はスタッフ2名が四日市へ。お客様宅は戸建て住宅。ちなみにハウスメーカーは三重県を中心に展開されているサンクスホーム様です。
壁掛けご希望の壁面は写真のようにエコカラットのグラナスヴィストが貼られており、壁掛けテレビ用のコンセントパネルはありません。今回はお客様は下調べが万全で、壁掛け金具からHDMIケーブルまでほとんどの部材をご自身でご用意されていました。それらの部材が問題ないことを確認させていただき、工事はスタート。壁掛け金具を取り付け、エコカラット壁に専用コンセントと壁内配線の経路を作っていきます。金具は可動式タイプ。テレビの角度を変えた際、視界に入ることを想定し、台座にカバーがついているのが特長です。コンセントは金具の上部に作らせていただき、100ボルト電源やアンテナ線、HDMIケーブルなどを通させていただきました。
最後に75インチのハイセンス液晶テレビを取り付け、ケーブルを接続して工事は完了。ご覧のようにエコカラット壁の中心に見事な壁掛けテレビが出来上がりました。
各部の見どころを解説
下地補強が無いエコカラットでも大丈夫
今回の施工では壁内部に下地補強が施されていましたが、下地補強が無い壁面でも壁掛けテレビは実現できます。カトー電器が誇る「壁内部分補強」は石膏ボードはもちろんエコカラット壁でも対応可能。壁内配線と組み合わせることで見た目の良いスマートな壁掛けが実現できます。