カトー電器の壁掛け工事は、一般のお客様のほかに、ハウスメーカー様からお客様をご紹介いただく場合もございます。今回の施工例は東海地方で広く展開している「新和建設」様からのご紹介案件です。
お客様はまだ建築中の段階、弊社ショールームに足を運んでくださり、そこで図面を広げ弊社スタッフと壁掛けテレビについてご相談。お客様からの各種ご要望をお聞きし、弊社が詳細な設計プランを作成。それをもとに新和建設様に
「テレビと金具のサイズは〇〇mm×〇〇mmになりますので、この位置に下地補強を行ってください。」
「コンセントパネルはこの位置にお願いします。」
「必要なコンセント口は〇個、それとアンテナ端子と〇〇をお願いします」
と細かな指示を出させていただきました。
建築段階からご相談いただくと、このように
通常工事では弊社がおこなう下地補強やコンセント作成をハウスメーカー様に行っていただきくことができます。しかもその位置を決めるのは壁掛け工事の経験が豊富な弊社ですので間違いはありません。
以下、各部の見どころとポイントの解説です。

(↑)東海地区を中心に展開されているハウスメーカー「新和建設」様からのご紹介案件。壁掛けテレビに関するご相談とテレビの位置決めはカトー電器商会が担当し、下地補強やコンセントは親和建設がご用意くださいました。設計・建築段階からご相談いただくと、こうしたハウスメーカー様との共同作業が実現します。

(↑)今回の壁面はめずらしいウッドタイル。壁面上に起伏があるため、この上からの直接壁掛けは難しく、そのため金具やコンセント位置はパネルは貼らない方向で計画を進めさせていただきました。

(↑)テレビはお客様がご用意された55インチ有機ELテレビ パナソニック ビエラTH-55HZ1800。壁掛け時の本体サイズは横幅が1228mm、高さが750mm。奥行58mm。

(↑)アンテナ線などの各種ケーブル類はすべて壁内配線。この配線経路もハウスメーカーである新和建設様が担当されました。

(↑)金具は薄さを重視した角度固定式タイプ。ただそのままでは薄過ぎてテレビ背面とウッドタイルが接触してしまうので、スペーサーをかませて少しだけ浮かせています。

(↑)弊社とお客様、それに新和建設様を行き来した資料の一部です。手前がカトー電器発行の下地補強とコンセントに関する指示書(実物は細かく寸法が記入されています)、2枚目が親和建設様による3Dイメージ画像、最奥がウッドタイルの見本集です。