今回ご紹介するのは同時施工の一つ。京都市に住むお客様で「リビング+リビング+洋室」3か所同時施工のご依頼です。(ありがとうございます)
マイホーム設計の時点から壁掛けをお考えとのことで、すでに壁内補強、配線ルートはハウスメーカー様によって用意されていました。
取り付ける金具は上下左右に角度調節できる可動式タイプ。水平・垂直に注意しながらしっかり壁面に固定したら、アンテナ線やHDMIケーブルなどを壁内に通し、テレビボード内へと導いていきます。今回はアンテナ線が2本、HDMIケーブルが3本というなかなかの本数です。
テレビはお客様御用意のパナソニック ビエラTH-48JZ1000。48インチの有機ELテレビです。スタンドを外したサイズは横幅が1069mm、高さが622mm、本体厚みは67mm。このテレビの背面に金具を取り付け、ケーブル類を接続したら工事は完了です。さまざまな方向から快適に視聴できる実用性の高い壁掛けテレビが完成しました。
これより以下、スタッフが撮影した各部の写真と見どころポイントの解説です。

(↑)京都市での48インチテレビ壁掛け工事。テレビはパナソニックのTH-48JZ1000。3か所同時壁掛けのうちの一つです。

(↑)壁内部の補強やフロートテレビボードの取り付けなどはハウスメーカー様(泉北ホーム様)によるもの。先に取り付けられていたテレビボードと中心をそろえるようにテレビを壁掛けしています。

(↑)正面から撮影しました。テレビのサイズは横幅が約107cm、高さが62cmです。テレビで隠れる位置にコンセントパネルがあります。先にコンセントが作られていると、テレビの位置決めにかなり制約を受けるので注意が必要です。

(↑)普段見ることのない壁掛けテレビの後ろ側。金具を動かしての撮影です。金具は上下左右に角度が調節できる可動式タイプ。壁掛けテレビに機能性を求められる方に人気です。

(↑)金具の下にはテレビ用のコンセントが見えます。こちらのコンセントはハウスメーカー様によるもの。壁内にはHDMIケーブルが3本通しています。

(↑)可動式金具の場合、ケーブルの有効長はかなりの「あそび」を必要とします。しかしあまり余裕を持たせるとテレビからはみ出てしまうので、ちょうどよい長さを見つけ出さねばなりません。