壁掛けテレビでリビングに新しいスペースを
壁掛けテレビでは、テレビからスタンドを外して壁に付けるため、画面の位置が30~50センチほど後退します。これだけでも部屋が広く感られますが、テレビボード(テレビ台)を無くすと、さらに広い空間が誕生します。さらにさらに各種のケーブルを壁内配線に通せばテレビボード裏に入り組んでいたケーブルが無くなり、見た目が驚くほどすっきりします。Instagramなどを見ていると「壁掛けテレビは新築設計の時点で行うもの」などと思われるかもしれませんが、壁掛け時の感動は既に入居を終えリビングで過ごされている方にこそ深く味わえるものかもしれません。
愛知県小牧市から壁掛け相談
今回ご紹介するのは愛知県小牧市での施工事例。お客様はホームーページの「無料壁掛け診断」から現状のリビング写真をUPしてくださいました。小さなお子さんがいらっしゃるとのことで、壁掛けを機会に今お使いのテレビ台は無くしてしまわれたいとのこと。
さっそく専門スタッフがお客様のリビング写真をもとに詳細なプランと概算のお見積もりを作成し、お客さまにメールでご連絡。ほどなくしてお客様から工事ご予約のご連絡をいただき、施工の運びとなりました。(ありがとうございました)
壁掛け施工の流れ
施工当日はスタッフ2名が小牧市へ。お客様宅は戸建て住宅。ちなみにハウスメーカーは愛知県に拠点を置くイワクラゴールデンホーム様です。ご挨拶を終えたらお客様と一緒にテレビの位置決めに入ります。ご希望の壁面にマスキングテープでテレビの位置を表し、「もう少し上かな」
「あと5cm下に…」
と最適な高さを見つけていきます。この最適な高さは、お客様の身長やお使いのソファ、イスなどによって大きく変わってきますので「これ!」という数値はありません。お客様の感覚と弊社の豊富な過去データをまじえて徐々に最適値へと近づけていきます。
なお今回の壁面は、写真のように石積み柄のアクセントクロスが貼られていたおかげで、「マスキングテープ貼りなどがとても楽(水平・垂直が丸わかり)でした!」
と施工スタッフが語っておりました。
テレビの位置が決まれば今度は壁内部分補強です。壁内の荷重がかかる位置に補強工事を施し、テレビや金具を支える強度を確保します。同時にテレビで隠れる位置にコンセントパネルを新設し、床上の既存コンセントから壁内配線で100ボルト電源やアンテナ線を延長。ベースとなり工事が終わったら、いよいよ金具を取り付けていきます。
今回使用したのは上下左右に角度が変えられる可動式タイプです。こちらを壁面に設置し、最後にお客様ご用意のテレビLGの65NANO91JNAを取り付けたら工事は完了。
写真のように壁掛けテレビと同時に広々としたスペースがリビングに誕生しました。
各部の写真と見どころ解説
テレビ周りのお掃除が面倒になってきたら壁掛けテレビをお考えください
テレビ周りのお掃除は何かと面倒です。特にテレビ台の後ろは黒いケーブルが何本も絡み合い、しかもお子さんの小さなおもちゃと一緒にホコリにまみれがち。掃除のたびにどこかのケーブルが外れたりして「イラッ!」としたことがある方は壁掛けテレビを是非ご検討ください。ワシャワシャと入り組んでいたケーブルが無くなりお掃除も楽々。さらにテレビ周りに思いのほか広い空きスペースが作れたりしますよ。