壁掛けテレビが少しずつメジャーになったおかげで、マイホームの設計段階から「壁掛けありき」のリビングをハウスメーカー側にリクエストされる方が増えています。
今回のお客様もそんな一人。リビングの一画に既に補強がされた「ふかし壁」が作られており、表面にはエコカラットが貼られていました。お話をお聞きすると、当初は壁一面にエコカラットを貼られる予定でしたが、上部に明かり窓がある関係で、ふかし壁にされる方法をお選びになられたそうです。
なおハウスメーカーは東新住建様とのことです。
ふかし壁の位置は上部の明かり窓と位置が揃えられており、テレビの取り付け位置もそれに倣うかたちとなりました。壁掛けテレビは見やすい位置もさることながら、お部屋全体とのバランスも考慮し、「部屋の中心」であったり「明かり窓に揃える」など、お部屋とのバランスを考えた位置取りがリクエストされがちです。
左右に位置はすぐに決まる代わりに、テレビの高さは慎重に決めていただき、エコカラットの上から壁掛け金具、そしてテレビを取り付けさせていただきました。
アンテナ線などはお客様がご用意されていたものを使わせていただき、最後の動作確認までスムーズに進めさせていただくことが出来ました。
壁掛けテレビのために作られた専用のふかし壁。私たちとしても、とても良い経験をさせていただきました。