壁に穴をあけない壁掛けテレビとして人気のフェイクウォールPIXY。本物の壁の手前にもう一枚新しくにせの壁(フェイクウォール)を作り、穴あけや各種の配線などを肩代わりさせます。にせの壁なので思い切った加工ができるのが特長で、棚を追加したり、ニッチと呼ばれるくぼみを作って収納スペースにすることも可能です。
基本の横幅は1,600mmですがご希望に応じて微調整可能。他にも「壁一面」タイプや横幅が600mmというスリムタイプの「PIXY 600」などもご用意しております。
今回ご紹介するのは東京都中央区での施工事例。お客様はマンションにお住まいでカトー電器の「無料壁掛け診断(PIXY)」からお部屋の写真をUPしてくださいました。写真を見るとお客様がテレビサイズの型紙を両手で広げ
「このあたりに壁掛けしたいです」
と位置決めの様子が映っています。こうした本気度が伝わってくるお問い合わせに弊社スタッフも呼応し、すぐに詳細なプランを作成。概算のお見積もりをあわせてお客様にメールでご連絡。すると今度はZoomによる「オンライン下見」のお申し込みをいただき、名古屋と東京間で実際に顔を見ながらの打ち合わせとなりました。
カメラ越しに現場を見せていただき、お客様からのリクエストをお聞きし、改めてプランを練り直します。最終的に
・フェイクォールPIXY設置
・65インチテレビ壁掛け
・テレビ下に2か所のコンセント付きニッチを追加
という方針が決まり、施工当日はスタッフ3名が東京へ向かいました。
オンライン打ち合わせのおかげでテレビの位置決めなどはすぐに決まり、工事開始。まずはPIXY本体の組み立てから入り、外装のクロス貼り、内部の配線作業へと進んでいきます。
今回の外装はサンゲツ社のアクセントクロスを用いて、カラーは落ち着いたダーク調に。そこにホワイトのニッチが2か所、アクセントとして並ぶデザインとなりました。
テレビはお客様ご用意の東芝レグザ65X9400。脚部スタンドを外して、角度固定式金具を
使ってしっかりと設置してゆきます。
午前中から工事を開始し、夕方前には工事完了。写真のようにお部屋の一角にひときわ目立つテレビ視聴空間が出来上がりました。