東京都での壁掛け工事レポートです。テレビはソニーブラビアのフラッグシップモデル XRJ-83A90J。83インチの大画面有機ELテレビで、ホームシアタースピーカーのHT-A9、、サブウーファーのSA-SW5とをあわせてご購入いただき、壁掛け工事にお伺いしました。
お客様は都内のマンション。壁は石膏ボードですが下地補強は無いため、カトー電器が得意としている壁内部分補強と間柱(軽天)を併用して強度を確保。そこにカトー電器オリジナルの角度固定式タイプの金具を取り付けさせていただきました。
金具の取付と並行して、電気工事班はテレビ裏にコンセントパネルを新設します。テレビで隠れる、かつ壁掛け金具と干渉しない位置ということで、今回は金具下に決定。ここに開口を設け、壁内部にケーブル類を通してからコンセントを作っていきます。
テレビは箱から取り出し、背面に金具を設置。慎重に壁掛けし、各種配線を繋げたら写真のような大画面の壁掛けテレビが誕生しました。
以下、各部の写真とポイントです。

(↑)ソニーブラビア有機ELテレビのフラッグシップモデル XRJ-83A90Jを壁掛けし、ホームシアターシステムと組み合わせたオーディオ空間。壁面はオーソドックスな石膏ボード壁ですす。壁掛けテレビ用の下地補強が無いため、壁内部分補強と間柱(軽天)を使ってしっかり補強した後、金具とテレビを取り付けさせていただきました。

(↑)テレビの手前に見えるのがホームシアタースピーカーHT-A9。奥に見えるのが圧倒的な重低音を生み出すサブウーファーSA-SW5です。

(↑)有機ELテレビ XRJ-83A90J。スタンドを外した本体のサイズは横幅が1850mm、高さが1070mm。83インチというサイズながら本体の厚みは53mmという薄さを誇ります。重量は42kgとかなり重たく、金具の重量も考慮すると相当しっかりとした下地補強が求められます。

側面から撮影。補強を壁内部で行い、壁掛け金具も角度個体式タイプの金具を用いることで出幅を最小限に抑えています。なおこのサイズのテレビになるとさすがに上下左右可動式の金具は推奨しかねます。

(↑)テレビの両サイドに設置されたソニー ホームシアターシステム HT-A9。従来のスピーカー然とした外観ではなく、スマートスピーカーを思わせる形状がお部屋によくなじみます。

(↑)HT-A9はスピーカー間や天井までの距離を内蔵マイクで自動計測。自分が置かれている空間を把握し、他のスピーカーと連携しながら広大な音場空間を創り出すのが特長です。360立体音響をご自宅で楽しみたい方に是非おすすめいたします。