フェイクウォール壁一面タイプ
今回ご紹介するのは壁の手前にもう一枚ニセの壁を作る「フェイクウォール PIXY」、その壁一面タイプの工事です。壁の端から端まで2880mm、そして床から天井まで2330mm。奥行き6cmのPIXYで覆い、その上からテレビやフロートテレビボード、さらにはミラーキャビネットまでも壁掛けしています。電源コードなどのケーブル類はPIXY内部を通すことでケーブル類を一切見せない壁内配線を実現しました。壁一面タイプにすると、お好きな場所にシェルフ(棚)やテレビボード、サウンドボードなども壁掛け出来ますのでレイアウトの幅が一気に広がります。
テレビはソニーブラビア XRJ-55A80L
今回壁掛けしたのはソニーブラビア XRJ-55A80L。55型の有機ELテレビです。ソニーのブラビアシリーズは壁掛けで使用されることも考慮されており、本体厚みが薄く背面のコネクター類もサイド方向からケーブルをさせるように工夫されています。今回壁掛けした XRJ-55A80Lも脚部スタンドを外すと横幅1227mm×高さ712mm×本体厚みが最大で53mmという薄さを誇ります。重量は17.9kg。これに壁掛け金具の重量も加わりますが、PIXYの強度なら問題ありません。なお今回の工事ではテレビ背面の空きスペースを利用し、録画用の小型ハードディスクを設置。場所を取らずテレビのリモコン操作だけで簡単に番組の録画・再生が出来るようになっています。
パモウナシリースの壁掛け
本工事で特筆すべきはテレビボードや2段引き出しなど、テレビ以外にも多くの収納家具を壁掛けしている点。該当の箇所にしっかり補強措置を施し、パモウナ家具やミラーキャビネットなどを壁掛けしています。電源が必要となるものに関しては壁内配線(正確にはPIXY内配線)経由で100ボルト電源を通し、コード類を一切見せていない点にご注目ください。
テレビのみならず家具類を壁に設置することで床面には広い空間が生まれ、また圧倒的にお掃除がしやすくなります。
各部の写真と見どころポイント
壁面を有効活用
フロートテレビボードやウォールシェルフ(棚)といった壁掛けを前提とした収納家具のバリエーションが増えてきました。ただ「いざ取り付けよう」と思っても壁面側に教護な補強工事が求められることが少なくありません。そんな時はカトー電器商会にご相談ください。作例のような壁一面を覆うフェイクウォールの他、壁内にピンポイントで補強を施す「壁内部分補強」などさまざまな独自技術を用いて壁掛け工事を実現いたします。
お客様の声
工事完了後、お客様よりお礼のメールをいただきました
本日は長時間に渡り、施工を頂きまして誠にありがとうございました。
皆様のプロのお仕事に惚れ惚れいたしました。
本当にありがとうございました。
また皆様を頼ってご連絡をすることもあるかと思いますが、どうぞ宜しくお願いいたします。
こちらこそご用命いただきありがとうございました。
喜んでいただけて何よりです。また何かございましたらお気軽にご連絡ください。