壁に穴をあけない壁掛けテレビ
フェイクウォールPIXYは「壁面に穴をあけない」壁掛けテレビとして人気です。本物の壁の手前にもう一枚ニセの壁(フェイクウォール)を作り、そこにテレビ本体を壁掛けします。フェイクウォールPIXYには約6cmの厚みがあり、その中に電源やアンテナケーブルなど各種コード類を這わせます。70インチを超える大型テレビの壁掛けにも対応しており、テレビ台を使う方式に比べて「場所を取らない」「倒れてこない」「お掃除が楽」といったメリットがあります。テレビの大型化が進む昨今、「場所を取らない」点は特に注目を集めています。
東京都からのお問い合わせ
今回ご紹介するお客様は東京都目黒区のマンションにお住まい。LINE経由で壁掛けテレビのご相談をいただきました。カトー電器商会ではLINEでのお問い合わせ・ご相談も受け付けており、写真もアップできます。お客様からアップしていただいた現状の壁写真を確認。賃貸ということで、壁に穴をあけないPIXYをご提案し、ご納得のうえ工事のご予約をいただきました。
施工当日の流れ
工事当日はスタッフ3名が各種部材を積み込み、名古屋から東京へ向かいました。現地に到着したらお客様にご挨拶。目的の壁を前に、お客様と一緒にテレビやシェルフの位置について最終確認を行います。取り付け位置が確定したら工事スタートです。
まずは既存のコンセントから100ボルトの電源とアンテナ線を延長。壁の手前にPIXYを組み立て、その内部にケーブルを張り巡らせていきます。今回はPIXYにコンセントパネルを3カ所新設。「テレビで隠れる位置」「シェルフ(棚)付近」そして左下の床上部の3カ所です。
配線が出来上がれば外装に移ります。今回はサンゲツのアクセントクロス仕上げです。外装はこのほかLIXILのエコカラットや石目調タイルなどもお選びいただけます。
外装が仕上がれば壁掛け金具とウォールシェルフ(棚)を取り付け、最後にテレビ本体とサウンドバーを壁掛けします。各種ケーブル類を接続し、動作確認まで済ませたら工事は完了。機能性豊かな壁掛けテレビが完成しました。
各部の写真と見どころポイント解説
PIXYに周辺機器をまとめるととても便利
PIXYはテレビ本体だけでなく、サウンドバーやシェルフ(棚)を壁掛けしたり、録画用ハードディスクを組み込んだりもできます。ゲーム機などテレビに関する機器類を一カ所にまとめられますので、テレビ台のようにコードだらけになることもありません。お掃除のたびにテレビ周辺のコード類に頭を悩ませている方は、ぜひ壁掛けテレビをご検討ください。