壁に穴をあけない壁掛けテレビとして多くのリクエストをいただいているフェイクウォール PIXYシリーズ。その外装は壁紙クロス(サンゲツ社)が定番ですが、オプション対応でLIXILのエコカラットにすることもできます。エコカラットにすると明確な起伏が生まれ、テレビの背景に立体感が増すのが特徴。壁紙クロスとは違った印象を与えてくれます。
今回ご紹介する施工事例もその一つ。外装はエコカラットのディニタシリーズ。サイズは横幅が2148mm、高さが2345mmとなっています。通常のPIXYは横幅が1600mmなのですが今回壁掛けするテレビが85インチということもあり、全体のバランスを考慮し、横幅を大きく広げることになりました。
お客様は大阪市のマンションにお住まい。ホームページの「PIXY無料壁掛け診断」からお問い合わせくださいました。テレビはシャープのアクオス 8T-C85DX1。8K放送に対応した85インチの大型液晶テレビです。さっそく施工担当者が工事プランとお見積もりを作成し、お客様にメールでご案内。お客様も納得され、工事の運びとなりました。(ありがとうございます)
施工当日はスタッフ3名が名古屋から大阪へ。まずはお客様とテレビの位置についてご相談。テレビの位置が確定したら工事スタート。まずは各種部材を組み立て、同時に100ボルトの電源やアンテナ線などの配線ルートも用意します。新設するコンセントはテレビ背面とシェルフ用の計2か所。電気工事士の資格を持つスタッフが手際よく作業を進める中、組み立てチームはエコカラットを丁寧に貼ってゆきます。
エコカラットの外装が出来上がったら、壁掛け金具、それにウォールシェルフ(棚)を取り付けます。最後に85インチの大型テレビを設置し、各種ケーブル類をつないだら工事は完了。リビングの一角にエコカラットを背景にしたシックな壁掛けテレビが誕生しました。