カトー電器商会のオリジナル商品「フェイクウォール」シリーズは、壁に穴をあけない壁掛けテレビを実現するために生み出されました。本物の壁の手前にもう一枚「にせの壁」を作ってしまう構造で、
・下地補強
・壁内配線
・コンセント増設
・シェルフ(棚)設置
などをすべてフェイクウォールが担当し、本物の壁には開口を設けません。そのためコンクリート壁や賃貸などのお客様から数多くのお問い合わせをいただいております。
今回ご紹介するのはPIXYのスリムバージョン「PIXY 600」の施工事例です。PIXY 600は横幅が600mm(=60cm)固定となっており、奥行きはわずか5cm。横幅60cm×奥行き5cmのスペースさえ確保できれば、壁掛けテレビが実現するという仕組みです。
壁寄せスタンドと異なり、床面に段差を持つ広い台座などを必要としません。また壁寄せスタンドではケーブルの処理が大変ですが、PIXYは本体内部に配線をおこないますので、ケーブル類が見えず非常にすっきりとした外観に仕上がります。
外装は石目調タイルを使った「エアストーン」仕上げ。エアストーンは表面がコーティングされており、壁紙クロスやエコカラットなどに比べて汚れや傷に強いのもメリットの一つです。(特にお子さんによる色鉛筆やクレヨンの落書き攻撃には強いですよ!)
本施工例のお客様は川崎市にお住まい。弊社のホームページでPIXY 600をお知りになりお問い合わせくださいました。送っていただいた現状写真を見ると、お客様ご希望のPIXY設置位置と既存コンセントの位置がかなり離れています。
「ここは壁内配線できるとスマートですよね。」
「壁内のスペース次第ですね。」
と工事担当が打ち合わせ。
施工当日はベテランのスタッフ2名が名古屋から川崎市へ。お客様と一緒にテレビの位置決めをおこなったあと、いよいよPIXY600の設置に着手しました。壁内を調べると十分なスペースが確保できることが分かりましたので既存コンセントから壁内配線でPIXY600まで100ボルト電源とアンテナ線を延長。それらのケーブルはPIXY600の本体内部を経由してテレビへとつながります。
外装は5種類あるエアストーンのうちの一つ「スモーク」を使い、前面と側面に丁寧に貼ってゆきます。角度固定式タイプの金具を取り付け、お客様ご用意の55インチテレビを壁掛けしたら工事は完了。半日にしてコード類が見えない、かつテレビ周りに広々としたスペースを持つ壁掛けテレビが出来上がりました。
フェイクウォールPIXYは
・横幅600mmの「PIXY 600」
・横幅1600mm前後の「PIXY レギュラー」
・壁一面に設置する「PIXY 壁一面」
の3種類を御用意しております。いずれもマイホームの壁に開口を設けるようなことはせず、身代わりの壁としてテレビ壁掛けはもちろん、シェルフ(棚)やコンセントの追加に対応いたします。壁掛けテレビにしてお部屋を広く使われたい方、ケーブルだらけの状態を無くしたい方は、どうぞお気軽にカトー電器商会にお問い合わせください。
ホームページの「PIXY 無料壁掛け診断」からお部屋の現状をお伝えくだされば工事担当者がすぐにプランを検討。概算のお見積もりをメールにてご連絡差し上げます。