先に作られていたコンセント
お客様は愛知県の江南市にお住まい。55インチの有機ELテレビを御希望されました。送っていただいた写真をスタッフが確認すると既に壁掛け用のコンセントまで用意されています。それを見たスタッフが一言
「このコンセント…、結構、微妙な位置にありますね。」
テレビの壁掛けを見越して先に壁に補強を入れたり、コンセントまで作られるケースが増えています。一見すると合理的なように思えますが、テレビの型番や金具の種類が決まっていない段階でコンセントまで作られるのは考えものです。壁掛け金具にはさまざまな種類・形状があり、コンセントの位置によっては金具(の台座)と干渉してしまい、思い通りの位置にテレビが壁掛け出来ない…ということにもなりかねません。
「うーん、上下どちらかに金具を逃がすことが出来ればよいけど…」
「いつも通り、幾つか候補金具持っていきましょう。」
「そうだね。」
そうした経験を踏まえて、カトー電器では作業車の中に複数タイプの金具を常備し、その場その場で適切に対応できるように対処しています。
理想的なコンセント
壁掛けテレビ用のコンセントは、出来るなら壁掛け工事当日に作るのがベストです。
1.まずお客様にとって見やすいテレビ位置が決まり、
2.金具の種類(角度固定式、可動式など)が決まり、
3.金具の取付位置が決まった時点で
4.金具とぶつからず、なおかつテレビで隠れる位置にコンセントを作るのが王道と言えます。これがなぜか1番にコンセントが作られてしまうと、テレビや金具などすべてがコンセントを軸に考えることになってしまいます。コンセントは脇役なのですから、先に作らず出来れば壁掛け工事と一緒に作られることをお考え下さい。
愛知県江南市でのテレビ壁掛け工事
今回の工事ではスタッフ2名がお客様宅へお伺い。ご挨拶の後にテレビの位置を相談し、位置が決まれば工事スタート。今回使用したのは上下左右可動式の金具。テレビの位置をまず第一に考え、そして既存コンセントと接触しない位置に金具の台座を固定します。金具を取り付けたら次はテレビです。55インチの有機ELテレビを壁掛けし、各種配線を接続したら工事は完了。写真のようにスッキリとした壁掛けテレビが出来上がりました。
見どころポイントの解説
壁掛けテレビの主役はテレビです
壁掛けテレビの主役は紛れもなくテレビです。テレビで隠れるコンセントではありません。しかしコンセントを先に作ってしまうことで、テレビや金具の位置に制約が生まれてしまい、思い通りの位置にテレビが取り付けられなかった…ということになりかねません。壁掛けテレビをお考えの方は「テレビの位置を先に決め、コンセントは邪魔にならない場所にあとから作る」のを覚えておいてください。
クオリティーで選ばれました
工事完了後、お客様になぜ弊社を選ばれたのかお聞きしたところ「クオリティー重視でカトー電器さんを選びました」とも嬉しいお返事をいただきました。あまりに嬉しく施工チームは社に戻ってからも「クオリティーだって!クオリティー!」とちょっと誇らしげに繰り返していました。(笑)
お客様の声
施工完了後、その日のうちにお客様よりメールをいただきました
本日はありがとうございました。
また買い替えなどの時は是非よろしくお願い致します。
こちらこそカトー電器をご指名くださりありがとうございました。
末永く壁掛けテレビを楽しんでいただけましたら幸いです。