今回ご紹介するのは三重県鈴鹿市でのテレビ壁掛け工事。御指名の壁は部分的にエコカラットが貼られています。下地補強は確認できましたが、壁掛けテレビ用のコンセントはありません。
ここで必要になるのはエコカラットへの加工工事。慎重にエコカラットに開口部を作り、コンセントを作ると同時に、壁掛け金具の台座も取り付けます。台座の取付が出来たら
お客様ご用意の東芝レグザ(65インチ)を取り付け。テレビにつながるケーブルは
100ボルト電源ケーブル×1本
アンテナケーブル×2本
HDMIケーブル×3本
LANケーブル×1本
これらを壁内にも通し、コード類が外から見えない壁内配線を実現しました。
出来上がりはご覧の通り。エコカラットを背景にしたスマートな壁掛けテレビの誕生です。
以下各部の写真と見どころポイントの解説です。

(↑)三重県鈴鹿市でエコカラットが貼られた壁面に東芝レグザ65型テレビを壁掛けしました。壁内に補強は施されていましたが壁掛けテレビ用のコンセント新設などが必要となる工事でした。

(↑)正面から撮影。テレビボードに設置されたブルーレイレコーダー、ゲーム機などとは壁内配線で接続。テレビ下に黒いケーブルが見えないところがポイントです。

(↑)当初、お客様はウォールシェルフ(棚)の取付も御希望でしたが、壁内部を調べたところウォールシェルフ用の壁内補強は難しいことが分かり、既存のテレビボード併用での流れとなりました。

(↑)壁内に通るケーブル類は、アンテナ線が2本、HDMIケーブルが3本。LANケーブルが1本。これからをテレビ側から壁内に通し、テレビボード後ろのコンセントへとつなげます。

(↑)壁掛け金具は薄さを重視した角度固定式タイプ。65インチのテレビもしっかりと支え耐震性にも優れています。

(↑)テレビで隠れる位置のコンセント。電気工事士の資格を持つ弊社スタッフが新しく作りました。将来接続機器が増える可能性があるときは、あらかじめケーブル類を余分に通しておくこともできます

(↑)テレビボードに設置された録画機器。「配線類は壁内を通す」ことにより、テレビの下にコード類が垂れていない点にご注目くください。

(↑)こちらは施工前の写真です。テレビボードの上に置くのは一般的ですが、地震やお子さんのいたずらなどでバランスを崩し、倒れてしまう危険性を考えると、壁掛けテレビはより安全な解決策を言えるでしょう。

(↑)施工前と施工後の比較写真です。地震などの揺れでテレビが手前に倒れてくる心配は大きく減りました。