ハイハイやつかまり立ちを覚え始めたお子さんが興味を占めすのがテレビです。最近のテレビは大型化が進み画面に映し出される「うたのおにいさん」「うたのおねえさん」はもはや等身大。「やっほー!みんなー!」とおにいさんが手を振れば本物の区別のつかないお子さんはテレビにまっしぐら。そんな場面に何度もヒヤッとした親御さんも多いと思います。(我が家もそうです)
そんなヒヤリハット体験をされた方々からテレビ壁掛けのご相談・ご依頼をいただきます。据え置きではどうしてもぬぐえないテレビ転倒の不安。しかし壁掛けならお子さんが間違って倒すことはなく、手の届きにくい高さに配置することも可能です。さらに壁掛けにすればテレビ台を無くし、お子さんが怪我する可能性を下げることもできます。
好奇心いっぱいのお子さんに、テレビを倒されそうになった経験がある方は是非一度壁掛けテレビをご検討ください。
今回ご紹介するお客様は掛川市にお住まい。弊社のインスタやホームページを御覧になり、工事のご相談をいただきました。専用フォームから送っていただいた壁の写真とコンセント位置から工事担当者がプランとお見積もりを作成。お客様にメールでご連絡し工事のご予約をいただきました。。(ありがとうございます)
施工当日はスタッフ2名が名古屋から静岡へ。お客様宅は戸建て住宅。ご希望の壁面は漆喰壁となっています。下地補強を施せば問題なく壁掛けできると判断し、さっそくお客様とテレビの取り付け位置についてご相談です。横は壁の真ん中。高さに関しては、小さなお子さんがいらっしゃるとのことで、手に届きにくい少し高めの位置で決定。テレビ位置が決まれば早速工事開始です。
まずはテレビで隠れる位置に専用コンセントを作りつつ、壁内部に下地補強を施します。今回壁内部には十分なスペースがあり、下地補強も壁内配線もスムーズに進めることができました。下地補強が終えた壁はちゃんとふさぎ、角度固定式タイプの壁掛け金具を慎重に取り付けます。壁内に通す配線は
・アンテナ線×1本
・100ボルト電源ケーブル×1本
・HDMIケーブル×1本
これらをテレビ裏の新設コンセントと接続し、最後に50インチの液晶テレビを壁掛けすれば工事は完了。お子さんの安全を第一に考えたコード類を見せないスマートな壁掛けテレビが誕生しました。
以下、各部の写真と見どこrポイントの解説です。テレビで隠れる位置に新設されたコンセントパネルと、壁の色に合わせた角度固定式金具にご注目ください。

(↑)静岡県掛川市でのテレビ壁掛け工事。漆喰壁に50インチテレビを壁掛けしました。壁の内部に補強を施し強度を確保した上で壁掛け金具、テレビを設置しています。

(↑)テレビの高さはお子さんの手が届きにくいように少し高めになっています。テレビはTCLの50P615。壁掛け時の本体サイズは横幅が1122mm、高さが656m、奥行が最大83mm。重量は9.4kgです。

(↑)床上のコンセントから壁内配線経由で100ボルト電源、アンテナ線を分岐・延長しています。テレビで隠れる位置にコンセントを新設しました。

(↑)この角度から見るとテレビ裏に作られたコンセントパネルと金具が確認できます。

(↑)壁内で補強しているので、金具は壁の上から直接取り付けています。

(↑)工事前にUPしていただいた写真。コンセントの位置とサイズから詳細な設計プランが作れました。ありがとうございます。