壁掛けテレビ工事。そのほとんどはリビングですが、次に多いのが寝室です。リビングはソファ、寝室はベッドという巨大な家具が部屋の真ん中に置かれるため、テレビボード(テレビ台)は出来るなら無くしてしまいたい…。そんな風に考える方が増えてきました。
そして寝室では「ベッドに寝そべりながらテレビを見たい」というリクエストも多く、テレビの取付位置は少し高め+可動式金具で角度を下向きに調節…といったリクエストも数多く承ります。リビングや寝室、キッチンや子供部屋など、各部屋での過ごし方で壁掛けテレビの取付方法も微妙に変わってきます。
さて今回壁掛けしたのはソニーのブラビア液晶テレビ KJ-65X80J。65インチの最新液晶テレビです。インターネットに接続すればYoutubeはもちろん、NetflixやAmazon Primeビデオなどのインターネット動画が大画面で楽しめる仕様となっています。リモコンにもネット動画用のボタンが各種用意されており、「Youtube」のボタンを押せば、地上波からすぐにYoutubeに切り替えることができ、とても便利です。寝室でちょっと夜更かししたい時や、お休みの朝にベッドからまだ出たくないときにさまざまなコンテンツで楽しませてくれます。
優れたテレビですが65インチというサイズもあり、脚部スタンドを外しても重量は20kgを超えます。通常の石膏ボード壁にそのまま取り付けるわけにはいきませんので、まずは壁内にしっかりと補強工事をおこない、強度を確保した上で壁掛け金具、テレビを取付させていただきました。
100ボルトの電源、アンテナ線、HDMIケーブルなどは壁内に隠すことで見た目をスッキリさせています。さらに床側のコンセントにHDMIの受け口を作り、ゲーム機やDVDプレイヤーなどがテレビに接続できるようにもなっています。
出来上がりはご覧の通り。テレビの下にコードなどが一切見えない壁掛けテレビが出来上がりました。
これより以下、各部の写真と見どころポイントの解説です。

(↑)岐阜県各務原市で寝室に65インチ液晶テレビを壁掛け。寝室ということもありテレビ取付位置は少し高めになっています。

(↑)テレビはソニーのブラビア65インチ。KJ-65X80J。壁掛け時には脚部スタンドを外します。壁掛け時のテレビ本体サイズは横幅が1462mm、高さが842mm、テレビの厚みが最大71mmです。

(↑)ベッドで横になっても視聴しやすいように少し高めの位置に壁掛けしました。寝室ならではのリクエスト「ベッドで横になって視聴したい」を実現するとこのように高めの位置設定となりがとです。

(↑)テレビ壁掛け金具は角度固定式タイプ。壁内部で補強をしているため、壁と金具がダイレクトに接しており余計な出幅が無いのが特長です。

(↑)テレビ下の床上コンセントにはHDMI端子を追加。壁とテレビの隙間を狭くするとゲーム機などの接続に困ることになりますが、このように離れた位置に接続口を作ると「テレビの後ろに回り込んで手探りで」といった、あの面倒な作業から解放されます。

(↑)ゲーム機やDVDプレイヤーを接続すると65インチの大画面に映像とサウンドが出力される仕組みです。HDIコンセントを採用されたご家庭では「ゲーム機は遊んだら元の場所に片付ける」というルールが生まれます。