テレビの大型化が進む一方、テレビの置き場は「テレビ台の上」という方が圧倒的です。けれど大型テレビを置いてみると思いのほか不安定だったり、圧迫感を覚えたりします。どうしても壁から30センチ以上は手前にせり出しますし、転倒防止のためせっかくのテレビ台に穴を開け、ねじ止めしたりするはめにも。
しかし壁掛けにすると壁からの出幅はぐっと抑えられますし、テレビが倒れてお子さんが危険な目に合うリスクも無くなります。(なにより手が届きにくくなります)
最近は小さなお子さんがいらっしゃるご家庭、屋内でペットを飼っていらっしゃるご家庭でからのお問い合わせも多く、さまざまな場所で壁掛けならではのメリットを発揮しています。
今回ご紹介するお客様は名古屋市のマンションにお住まい。すでに40インチクラスのテレビを壁掛けで利用されており、テレビの買い替えを機会にカトー電器にご相談・お問い合わせくださいました。さっそくスタッフがプランとお見積もりを作成。お客様にメールでご提案。それからメールで細かな打ち合わせを行い工事のご予約をいただきました。(ありがとうございます)
施工当日は各種部材を積み込み、スタッフ3名がお客様宅へ。ごあいさつの後、お客様と一緒にPIXYとテレビの取り付け位置を最終確認。場所が決まれば工事スタートです。
まずは床と天井の間に部材を組み立て、PIXY本体を設置してゆきます。このときPIXY内部で配線経路も同時に作っていきます。今回はテレビで隠れる位置に専用のコンセントパネルも作ります。外装はサンゲツのアクセントクロス(壁紙)仕上げ。既存の壁と同系色でお部屋全体の統一感を重視したデザインです。
PIXYが出来上がったら壁掛け金具を取り付けます。今回使用した角度固定式タイプの壁掛け金具。ここに75インチの大型液晶テレビを壁掛け。アンテナ線や電源など各種ケーブルを配線し、動作確認を済ませたら工事完了。
写真のようにお子さまでも手が届きにくい安全な壁掛けテレビが出来上がりました。